2014年01月13日

福岡スピリチュアリズムサークル12月読書会

先月に福岡スピリチュアリズムサークルの読書会に参加させてもらいました。

24年に半年近く参加させてもらった事もあり、何とも言えない楽しみとワクワク感を持ちながらの参加でした。

今回の読書会で学んだ内容は、スピリチュアリズムの示した画期的な神観とそのポイント10項目でしたが、その中でも神が作られた法則(摂理)について深く学び、それに加えて毎年12月の読書会で行われる参加者それぞれのスピーチでした。

まず、摂理について学んだ内容から感じたことを書きます。

神は摂理を作られた愛の存在ですが、摂理の表れかたは無限の深さがありすべてを理解し表現することは人間には不可能です。

でも自然の営みを見るとき、規則正しい四季の訪れや、太陽や月の動き、潮の満ち引きなど、その他、自然の変化や活動のすべてに意味があることを理解した時、その背後に神の存在を感じることも出来るのではないかと思います。

地上人生の目的は霊的成長をなすことですが、摂理について学ぶ時、人間の霊的成長にどのように関係しているのかを考え理解を深めることがとても大切だと思います。

人間が霊的成長をなすためになければならないものとして摂理は人間に作用しています。

摂理に調和(利他愛)すれば霊的成長、摂理に反した行動(利己主義)をしてしまうと霊的成長の停滞、肉体や心の苦しみ痛みなどとして表れます。それなりの原因があって自動的に結果が表われます。シルバーバーチは摂理の正確さを『数学的正確さ』と表現してしくじることはない完全な法則だと説いています。

摂理に調和(利他愛)すれば霊的成長、摂理に反した行動(利己主義)をすれば痛みや苦しみの経験を通して間違いに気づかされることになります。

また地上的視野のみから摂理を考えようとすると不公平でしかありませんが、人間に対する摂理の働き方は人生を終えた後の霊界のことまで、そしてその後の人生まで視野に入れて考えないと理解は出来ないと思います。

地上で過ごした人生(原因)がその後の霊界でどのような形(結果)として現れるかをとても解りやすく示した素晴らしい本があります。アラン・カルデック著の天国と地獄のⅠ・Ⅱに実際の事例が多く残されています。

摂理に調和することが霊的成長につながりますが、与えられた環境で理解の及ぶ範囲で可能な限り利他愛実践に努めることが摂理に調和することだと思います。

利他愛には無限の形があると思いますが、私でいえば読書会の開催があります。今は固定メンバーでの開催ですが、私自身の霊的成長度から考えると新しいメンバーを迎え入れ主宰者として霊的成長の道を示し教え導くにはもっと霊的成長をなさなければならないと感じています。

沖縄の読書会に参加するメンバーは、シルバーバーチの説く霊的真理の素晴らしさに確信を持ち、それぞれが学びと実践をしていますが、日常の中で次第に下がっていく霊的意識と活力を取り戻すことを目的として行っています。

でも、主催者である私自身はこのままでいいとは思っていません。地上にあるどんな物より素晴らしいこの霊的真理を全ての人が手にして欲しいと心から思います。

なので真理を広める為に私自身、相応しい霊性を備えなければいけません。卑下しているのではなく、今の私にはこの形での貢献しかできていないのが現状です。現状を出来るだけ正しく認識することが課題を克服することへとつながると思うからです。

その他にも、直接真理を伝えることが出来なくても、人々を霊的成長、摂理への調和に導いてあげることは出来ると考え、機会がある時にボランティアなどの活動もしています。

人と比べることなく他人の評価を気にすることなく、今の自分に出来る精一杯の利他愛に励むことが自動的に霊的成長へとつながりより良い貢献の道へと導かれると考えています。

しかし、人間は物的肉体を持った存在でもあり心身ともに制約や限界が有ります。その限界を超えた使い方(原因)をすれば様々な不調病気(原因)などの形で表われます。これも物的世界における神の作られた摂理だと思います。

素晴らしい利他愛と奉仕の道を歩むためにも心身を健康に保つことが大切です。

また、神は摂理という形で人間への愛を示していますが、人類救済の為に直接働きかける多くの高級霊と全ての人間に必ずついている守護霊も純粋な愛で地上人の為に働いています。これも神の愛の表れです。

以下は私の読書会の感想です。

今日の読書会で学んであらためて感じたのは、神の愛の深さと摂理の完璧さです。地上から霊界まで完璧な摂理で愛を表現されたのだと感じました。その摂理は地上にいる私たちには厳しく、冷たく感じることもありますが、摂理に合わせる努力をすることで霊的成長と幸せを与えられるのかと思います。摂理を知らないが故に、悲しみと悲劇に溢れる地上ですが、真理を伝えるということ、また直接真理を伝えることができなくても、地上人類の成長に繋がる摂理に添った方向に、人々を導くことができるのが私たちではないのかと思いました。新しい年も摂理の理解と実践を通して人々の役に立ちたいと思います。

*天国と地獄Ⅰ・Ⅱの著者、アラン・カルデックはスピリチュアリズム普及会発刊の〚霊の書〛と〚霊媒の書〛の著者でもあります。天国と地獄の二冊も含めどの本も霊的真理を学べる素晴らしい本ですが、天国と地獄シリーズは宗教法人幸福の科学が出版しています。幸福の科学は霊的真理と照らし合わせると問題があります。一人の人間を地球の最高神として信仰の対象にしています。霊的真理と照らし合わせて明らかな間違いだと言えます。


次に、読書会に参加されたメンバーのスピーチを聞いての感想を書きます。

今回は初めての方が2人おられ、以前から参加されている方が私を含め6名でした。私以外の5名の皆さんのスピーチを聞いて、皆さんが苦しくても未熟でも諦めずに霊的成長の努力を続けられていることを強く感じました。

感動と同時に皆さんと比べて自分はどうなんだろうか?と内省もさせられました。

真理の素晴らしさと大切さを理解したからこそ、苦しくても困難な歩みでも、自分ではなかなか霊的成長の手ごたえを感じることが出来なくても、その歩みを止めることは出来ないのだと思いました。

私も苦しみや葛藤は絶えませんが、この歩みを放棄することはとても考えらません。葛藤を抱えながらも懸命に霊的成長と貢献を目指しての歩みを続ける人々と学び、歩めることは本当に恵まれた立場だとこれも神の愛の表れだと感謝の念を抱かずにはいられません。

福岡サークルでの読書会は毎年12月のみの参加ですが、また年末の読書会でメンバーの皆さんとお会いできることを楽しみに沖縄の地で頑張っていこうと思います。




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Posted by s.hirakawa at 08:50 │読書会