2022年05月29日

5月 関西読書会

 5月の関西読書会です。久しぶりの関西読書会への参加でした。今回はメンバーの皆様と共に、祈りについての学びと実践の練習をしました。ごく一部ですが、レジュメから祈りの要点を以下に紹介します。

①祈りは、神への直接的な語りかけ
②正しい祈りには、霊的真理の理解が不可欠
③口先だけの祈りはしない


上の3つのポイントを押さえましたが、それとは別に主催者の方から以下の二つのポイントも教えて頂きました。

①神への感謝
②奉仕や霊的成長のための実践に向けた神への決意


以下のリンクは普及会のサイトから祈りについての部分です。項目ごとの見出しだけ紹介しますが、それだけでもその本質が伝わる内容です。それぞれの内容を読んで頂くことで、祈りへの理解がより深まるものだと思います。

 ☆ スピリチュアリズムの思想[Ⅲ] 7.祈りの実践 リンクはこちらをクリック  

(1)祈りの霊的意義と本質――祈りは大いなる霊的活動
1)祈りは、神に近づこうとする魂の願望
2)祈りは、霊的自立を促すための不可欠な行為
3)祈りは、人間の霊性の表現であり、理想に向けての魂の決意表明
4)祈りは、背後の霊との結びつきを深める強力な手段
5)祈りは、スピリチュアル・レベルでの霊的修行
6)祈りは、利他愛実践の意欲を高める霊的手段
7)祈りは、人類愛の実践内容――“人類愛”には必ず真実の祈りがともなう
8)祈りは、どこまでも霊的成長のための一手段


 今回は皆様それぞれに、神への祈りを捧げましたが、祈りとは皆様の心情や霊的状況を反映するものなのだと感じました。その中から印象に残ったことを記してみたいと思います。ある方は、ご自身の足りない部分を自覚するが故に、そうした部分を神の前に率直に吐露し、乗り越えることが出来るようにと祈っている姿が感動的でした。少し偉そうに思われるかもしれませんが、霊的状況や人それぞれの霊的段階というものがあると考えます。しかし、そうしたものと関係なく、神の前に素直な気持ちで立ち祈りをささげる姿は心をうつものがありました。私も、そうした素直な気持ちを持ち続けたいと思わされました。
 また、ある方は、神への深い感謝と、霊界の人々、地上の人々への愛と奉仕の思いが伝わる祈りでした。そうした役割を果たすために、霊界の道具としてより相応しい存在になるために、必要な体験をお与えくださいとの気持ちが伝わる祈りでした。より踏み込んだ霊的成長と奉仕への歩みは、勇気が必要だと私は感じていますが、この方の祈りから、私もより霊的に踏み込んだ人生を歩みたいと勇気を頂けました。早速、私の祈りの内容を変えていきました。正直なところ、以前から、より相応しい霊界の道具となるには、必要な経験試練が必要だと感じ、それを祈りに入れるべきだと考えていましたが、臆するところがありました。しかし、今回の読書会でそうした臆する怯むような気持をあっさりと超えてしまいました。本当に有難い思いでいます。


以下は、当日の感想です。

 これまでの人類は霊的無知により、神についての正しい理解を持つことができませんでした。真実の神とはかけ離れた偶像を作り出し、霊的自立・霊的成長・霊的奉仕への意欲を削ぎ、ご利益・幸運・奇跡・贖罪を願うものでした。祈れば祈るほど神から遠ざかり、利己心を増幅させ、真実からかけ離れた神の姿を魂に刻みこむのです。そうした祈りは、地上人生を台無しにし、死後の世界でも、魂の重い足かせになります。現実に人類を不幸にしてきたのです。
 祈りは神に捧げるものですが、神の姿と神の創られた節理への理解がないことには、真の祈りを捧げることはできないのです。神と神の創られた摂理、高級霊による神への祈りが、最高峰の霊界通信、シルバーバーチの霊訓には記されています。これ以上ない祈りのお手本です。
 祈りとは、神の前に心を開き、感謝の思いを捧げ、奉仕への決意を表明し、更なる霊的成長への導きを求める場なのだと思います。人間は失敗をする存在です。神の前で決意しても、現実には至らないことなど常です。だからといって神に嘘をついていることにはなりません。祈るとともに、チャレンジと努力をすることが大切なのです。そうした積み重ねが、着実に自身の霊的成長改革へとつながるのです。人類が神への真の祈りを捧げられるようになるには、霊的真理の普及しかありません。そうなってこそ、地上世界から幽界まで真の祈りが広まり、全ての人間が霊的成長と幸せへの道を歩むことができるのです。



同じカテゴリー(読書会)の記事
7月 読書会
7月 読書会(2022-07-31 19:15)

6月 読書会
6月 読書会(2022-06-26 17:15)

5月 読書会
5月 読書会(2022-06-07 20:43)


Posted by s.hirakawa at 15:10 │読書会