2022年03月27日

3月 読書会

3月の読書会です。沖縄は春の風に包まれています。花粉症の原因になる植物も少ないようで、この時期はとても気持ちよく過ごせますよ。

 今回は、2月の名古屋読書会から学びました。内容はインフォーメーション41の「イエスの地上再臨」実現!と、2000年前にイエスが地上に誕生してから、今日までの歩みの歴史についてです。イエスの歩みは、地上人類の歴史と密接に関係しています。それは、人類の霊的歴史でもあります。こうした事実を知り、受け入れられる人間は、唯物主義と利己主義に覆われた現在の地上世界では、極少数のスピリチュアリストに限られます。しかし、事実は事実です。いずれは、人類にとって重要な歴史であることが、全ての人間に共有されるようになるのです。
 イエスは人類救済のために地上に生まれました。霊的真理の伝道を始めたのは30歳の頃ですが、僅か2~3年で伝道活動は終わりました。当時の人類は、あまりにも霊的無知であること、あまりにも霊性が未熟であったことから、イエスは十字架にかけられ処刑されてしまいました。キリスト教では、イエスは、原罪をもつ人類の罪を贖うため神の計画の元に生まれ、十字架にかけられたとしています。しかし、それは霊的事実とは異なります。イエスは人類に霊的真理を伝えることで、人々が霊を優位にし、利他愛を実践し、一人一人が霊的成長を成し遂げるという、自力救済の道を示したかったのです。
 地上での肉体生命を奪われても、イエスの人類救済への思いは微塵も揺らぎませんでした。肉体を失っても最後の手段として、物質化現象によって自らをもって死後の存続を証明しようとしました。しかし、弟子たちはその真意を理解することが出来ずに、キリスト教の誕生へと繋がり、キリスト教は人類に多くの不幸をもたらすことになりました。それは、現在までも続いています。
 キリスト教だけでなく、多くの宗教は人類を救済することが出来ていません。霊的無知という土台の上に築かれたものであるがゆえに、人類を正しい方向に導くことが出来なかったのです。
 霊的無知ということは、宗教による人類の救済がなされないだけでなく、唯物主義・利己主義を乗り越えることも出来ないことになります。唯物主義・利己主義は人間の本質である魂・霊に深刻な影響を及ぼします。その悪影響は、個人個人の魂・霊とともに、地上世界・霊界下層にまで及ぶ深刻なものです。
 イエスは、こうした状況を解決するために、2000年前に人類を救済するのだと決断し、今日までその活動をされています。1848年のハイズビル事件(フォックス家事件)から、イエスの霊的影響力が間接的に地上に及ぶようになりました。スピリチュアリズム運動が地上展開を開始した節目です。そこから、霊的物理現象を起こし、死後の世界が存在すること、肉体の死後にも霊魂として人間は生きていることを証明し、霊魂説を確立させました。イエスにとっても節目の一つではないかと思います。
 その後には、イエスと高級霊の主導で、数々の霊界通信が降ろされました。数ある霊界通信の中から、世界三大霊訓として、アランカルデックの霊の書・霊媒の書、モーゼスの霊訓、シルバーバーチの霊訓が上げられますが、その中の最高峰がシルバーバーチの霊訓です。そこには、最高の霊的真理思想が記されています。イエスが成し遂げたかった、人類救済への道が示されています。シルバーバーチの霊訓に学び実践することで、人類は真に救済され、世界に真の平和が訪れ、地上は天国のような世界になれるのです。シルバーバーチの霊訓が降ろされたことも、人類の霊的歴史として、刻まれる時が必ず来ます。シルバーバーチの霊訓が登場したことで、人類の救済は大きく前進しました。イエスの歩みにとっても大きな節目だったのだと思います。
 100年前に、シルバーバーチの霊訓は地上に降ろされました。シルバーバーチの霊訓は、最高の霊的思想が記されていますが、それは神のシールが張られ、イエスが主導して降ろされた、霊的真理・神を理解する最高の教科書です。最高の思想であり、最高の人生哲学・人生の手引き書です。
 シルバーバーチの霊訓が、世界の中で最も広まっている国は日本です。その価値を、誰よりも深く理解され、世界人類へ普及することの重要さを理解しているのは、普及会の皆様です。膨大な量のシルバーバーチの霊訓を体系的にまとめ、正しい理解と実践への道筋をつけて下さいました。その道を歩んでいるのが、私達、日本のスピリチュアリストです。普及会の皆様が、先んじて、シルバーバーチの霊訓の学び・実践・普及に取り組まれたことで、イエスの地上再臨における地上側の条件も整ったのだと考えています。地上の人間が、霊界の道具として、これほどのことを成し遂げた事実に、言葉では表せられない驚きと感動を覚えています。
 霊界の方々が、イエスの幽界降臨と地上再臨の様子を伝えるとき、感じ方の感覚が地上の人間とは違うことがよく解ります。イエスを目の当たりにした時の感動、イエスが地上再臨したときの様子、媒体となった普及会の方に関して述べる言葉から、そうした存在の霊的素晴らしさを純粋にストレートに感じられるのだと、地上世界よりも何百倍も感動し、鼓舞されるのだと、霊的世界の素晴らしさを感じることもできました。イエスや普及会の方の様子を表現している言葉を以下に抜粋します。

 「イエスのお姿を拝し、これまで味わったことのない感動と衝撃で、その場に立ちすくみました。最高の喜びに浸りました」
「神々しい光」
「神々しい輝き」
「イエスの再臨を目の当たりにした時は、もう倒れるかと思うほど感動いたしました。」
「そちらの女性が語る一言、一言が、魂に響き渡りました。背後のイエスが神々しい光を放ち、慈悲深く、親しみのこもった表情で、皆を包み込んでくださるのです。」
「本当に輝いていらっしゃる。」
「あの女性司祭は……。すごすぎる。なぜ、あの一言、一言が魂に、我が全身に響き渡るのだ? そして、背後のイエスのあのお姿! 地上に本当に高貴な光が灯ったのだ。」
「あの神々しいお姿を拝することに」
「イエスと一体となっていた女性は、地上人ではないように映ったぞ。実に素晴らしい。イエスは光り輝いていたが、女性も負けないくらい輝いていた。」
「イエスの声は地上にもクリアに響いたと思いますが、幽界にも怒濤のごとく声と光が押し寄せ、こちらも圧倒されそうでした。感動、感動の嵐です。その一言です。私はこのようなものを見たことがありません。イエスも女性も光り輝いています。」
「あの光に触れたら、誰もが改心することでしょう。それくらいイエス様は輝いておられました。莫大な光を放っておられました。その光の恩恵にあずかれる私たちは、何と幸せなことでしょう。」


 霊界の方々は、イエスの幽界降臨・地上再臨の現場に立ち会うことで、スピリチュアリズムの霊的真理に目覚めました。こうしたことからも、イエスの霊力と霊性の素晴らしさが伝わりますが、霊界で生きていくにも、霊的真理は必須であることを、霊界の方々は述べています。地上の人間に霊的真理が必須であることは、シルバーバーチの霊訓によって理解していますが、霊界に居られる多くの人々からも、そうした事実が伝えられたことは重要だと感じました。イエスの素晴らしさ、霊界の素晴らしさ、霊的真理の重要さ、地上にいる私達スピリチュアリストは、そうしたことを理解できます。しかし、肉体を携える私たちは、目の前の物的なことに流されがちです。だからこそ、霊的真理の学びと実践に努めなければならないのです。肉体を持ち地上人生を歩む、そうした霊的制約があるからこそ、地上人生の価値があるのです。地上人生を終え、際限のない奉仕の喜び味わえる時を希望に、人生を駆け抜けていきましょう。



2月の名古屋読書会の内容 リンクはこちらをクリック

インフォメーション41 2021年4月、「イエスの地上再臨」実現! リンクはこちらをクリック


以下は、参加されたメンバーの感想です。


 今回の読書会では、とても驚くような事を普及会さんの資料(インフォメーション)で知ることが出来ました。「イエスの地上再臨」実現です。イエスは霊界に行かれてからも、ずっと人類救済のために霊的真理を普及する計画を進めていて、二千年の時代を経て、とうとう直接、幽界に降りて来られたとのこと…そして更に、もっと衝撃的なことで地上次元まで降りて来られたと教えていただきました。本当に驚きましたが、それよりも私にとってシルバーバーチの霊訓に出会う前から歴史上の人物として尊敬していたイエスの地上再臨の内容を読んで、驚きよりも存在を近くに感じられるような嬉しい感情のほうが大きかったです。イエスの二千年の霊界での人類救済計画の歩みは、地上人類には計り知れない大変さがあったかと思います。霊界から地上を見て苦しみながらも頑張って生きている人類を、イエスは何時も、どうにか霊的真理を届けて救済したい…と見守っておられたんだろうな…と想像しました。私も、日々の生活の中、たとえ厳しい状況になったとしても立ち止まらず前を見て、霊的真理の実践を地道に努力して進んで行きたいです。  40代女性



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Posted by s.hirakawa at 14:20 │読書会