2015年11月14日

前回ブログの補足 カルマについて 

前回のブログで 地上に生まれる目的は奉仕を通した霊の成長に他ならない と書きましたが、カルマのことが抜けていたので補足します。

地上人生は自己犠牲をいとわない奉仕を通して霊的成長をすることが目的ですが、その成長の足かせになってしまうのがカルマです。霊的成長度に関係なく前世で作ってしまった負の霊的遺産(霊的借金と考えると解りやすいかと・・・・)であるカルマ、これを地上人生のどこかできちんと返してからでないと霊的成長の道を歩むことが出来ないのです。

地上人生でのカルマの表れ方は様々で、とても苦しかったけど何とか乗り越えられた。というものからとても耐えられないと思うものまであります。それは負の遺産(カルマ)の大きさと内容によって変わるのだと思います。

スピリチュアリズム福岡サークルのスピリチュアリスト日記でもカルマのことが解りやすく書かれていました。このようなブログを書きながら僕も自身の未熟さばかりに目が行きがちですが、この日記を読んでとても励ましになりました。
 ’15/10/15 「再生の目的」  http://www1.bbiq.jp/spkf/niki.htm

苦しみは誰でも嫌ですが、負のカルマを作ってしまった人は例外なくそれを返さないと霊的成長の道に戻ることが出来ないように神様は節理を作られました。

3年前に亡くなった知り合いですが、悪性リンパ腫から危篤状態になりその時にヒーラーグループへヒーリングをお願いしました。危篤状態は脱しましたが、そこから呼吸不全状態に陥り在宅での人工呼吸装置を使ったとても不自由で苦しい生活を数年に渡り続けた末に若くして亡くなりました。

このことを人生は地上だけのもので霊魂など存在しないと考えるとこんなに不幸なことはないと思いますが、神様の節理の働きで彼が立派にカルマを返済したのです。

最後の数年は本当に苦しいものだったかと思いますが、亡くなるときには『有難う有難う』と何度も感謝を口にしながら霊界へと帰っていったそうです。

生前にシルバーバーチを渡すことができたことは本当に良かったと思います。お互いの音声が拾えず上手くいきませんでしたがスカイプを使って長崎と沖縄での遠隔読書会?をしたこともありました。

また苦しみの療養生活を通して、彼が本来持っている美しい心が表に出てきたのを何度も感じたことが有りました。

僕も困難は出来れば避けたいですが、そんな状況でも晩年の彼はとても穏やかで優しく気遣いと思いやり感謝に溢れていました。もしかしたら守護霊の愛を受けて困難を乗り越えカルマを返しつつあることを、心のどこかで感じていたのかも。と思います。

人間が苦しみを乗り越え、誰でも奥底に持っている美しい心が表れる感動は地上だからこそだと思います。彼は僕にとても大きな感動と学びを与えてくれました。



*素晴らしい本があります。カルマを返す過程での困難苦しみとカルマの返済を成し遂げ人生を終えた後の霊界での喜びの様子が多くの当事者によって語られています。どの報告を読んでも地上に生きる人達へ教訓にして欲しいとの愛の思いが心に染み入ります。是非とも読んでいただけたらと思います。

アラン・カルデックの「霊との対話」天国と地獄      
アラン・カルデックの「霊との対話」 天国と地獄II  

この2冊はとても素晴らしい本ですが、出版元は幸福の科学出版です。幸福の科学は1人の人間を神に祭り上げた個人崇拝の間違った宗教です。                          







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Posted by s.hirakawa at 07:40 │読書会シルバーバーチの霊訓より