12月読書会1

s.hirakawa

2016年01月10日 11:31

新しい1年がスタートしましたが、これまでより真理に対して理解と信仰を深め自分以外の生きとし生けるもの為に役立てるようになりたいと思います。それでも自身が霊的成長しているのか?頭だけの理解で真理を自分のものにできていないのではないか?と思うことばかりですが、真理にしがみついて自分の神性を信じて伸ばしていこう!と考えています。今年もよろしくお願いします。

12月の定例読書会は一人で行いました。

今回はシルバーバーチの霊訓11巻の2章「霊媒的能力」から学びました。

以下は霊訓からの抜粋と感想です。



私が気掛かりなのは、かつてはこの道の仕事に献身する素晴らしい人が大勢いたのに、もっと多くを必要とする今、そういう人を見出せないことです。

なぜそうなってきたかと言うと、挑戦すべきことや克服すべき障害が少なすぎるからです。だからこそ私は、そういうものを歓迎しなさいと申し上げているのです。こちらへお出になってから地上生活を振り返ってごらんになれば、ラクだったことには何の感激も覚えずに、むしろ苦しかったことに感謝なさるはずです。ラクだったことはどうでもよかったことばかりです。  『シルバーバーチの霊訓11巻28ページ1-7行』

先人が多くの犠牲を払いそこから教訓を手にして世界は霊的に進歩してきたのだと思います。その道のりはまだまだ長く続きますが、明らかに世界は霊的に進歩し真の地上平和への歩みを進めているのだと感じています。僕自身はこれまでの人生で多くの内面葛藤が有りました。今も自身への葛藤を持ちながら過ごしていますが、物的金銭的な部分では普通に生活することは出来るだけのものを与えられていることで、生活の糧を得るために必死になっているわけではないです。衣食住は満たされているので、ともすれば(放任しておくと)霊的意識が下がり、肉主霊従の状態になっていきます。この葛藤は本能的に全ての人が持つのだと思いますが、真理を知っていると肉主に陥った時と理想とのギャップの大きさをよりリアルに感じることになり、その葛藤苦しみが増大されるのだと感じています。この内面葛藤は本当に苦しいのもですが、この苦しみが霊的成長の糧になるのだということを忘れずに、明るさと前向きさを失わずに積極的に奉仕だけを考えて歩んでいこうと思いました。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


今あなたは霊媒の不足を口にされました。しかし人類の現在の進化の段階において必要な霊媒は十分に用意されております。もっと必要な段階が来れば、さらに多くの霊媒が用意されることでしょう。もっとも、そうした配慮がなされていると言う事実が必ずしもスピリチュアリズムの組織の視界にはいるとは限りません。ささやかなホームサークルの形をとったり、個人で独自の手段で行われる場合もあります。そういう人たちは自分のことをスピリチュアリストであるとか、霊媒であるとか、霊能者(超能力者)であるとは思っていないかもれません。   『シルバーバーチの霊訓11巻29ページ8-14行』

大切なのは純粋な愛と奉仕の気持ちなのだと思いました。シルバーバーチを知らなくても、信仰がなくても、人々の為に自身を役立てたいという思いから人々に奉仕し、世界の霊的向上の働きをした人は沢山いるのだと思います。本人は気付かなくても高級霊と協調し援助を受けて、役割を果たしてきたのだと思います。真理を学ぶことはとても重要です。人生を生きる上で必須です。が、ともすれば知識に偏り、自分自身に対してその物差し(目指すべき理想像や目標のようなもの・・・)をあてて罰してしまうところが僕にはあります。なぜその傾向があるのかは僕自身承知しているのでもっと積極的に外の世界に出てこの世界でしか学べない多くのことを学び、時には喜び楽しんで愛と奉仕の思いを大きく広げることも大切だと思いました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

霊的な力は人間が製造しうるいかなる物的な力よりも強大です。物質は本性そのものが霊に劣るのです。霊が王様で物質は召使いです。霊こそ実在であり、物質は霊の働きかけがあるからこそ存在出来ているのです。霊が引っ込めば物質は分解します。人類がその危機的段階を首尾よく切り抜ける上で霊が圧倒的な支えとなります。    『シルバーバーチの霊訓11巻32ページ12-15行』

人間がこの世界で肉体を携えて生きていること、思案し、感動し、時には怒り、間違いをすることも人間の本質が霊であるからです。生命活動も、心が生き生きとすることも、幸せ苦しみを味わえることも、人間の創造活動も神と霊があればこそです。地上での人生が奉仕を通した霊的成長であり、それにより人生も豊かで素晴らしいものになることを理解し、自身のものにしていきたいと思います。そして伝えていきたいと思います。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ラテン語の sursum corda (スルスム コルダ)という言葉をご存じでしょうか。〝汝ら心を上げよ〟 と言う意味です。霊の崇高な力、宇宙最高の力、光輝と美と荘厳さと威力に満ちたエネルギーについてはすでに十分な証しをお見せしております。それは絶対に裏切ることはありません。あなた方は人間としての最善を尽くしておればよいのです。それ以上のことは要求いたしません。そして今のラテン語の通り、決して悲観的にならないことです。皆さんは太陽の光をご覧になられたのです。もしもそれが雲によって遮られた時は、その雲はいつかは消えて、また明るい太陽が顔をのぞかせるのだと自分に言い聞かせるのです。あなたの目に見えなくても太陽は常に照り輝いているのです。   『シルバーバーチの霊訓11巻34ページ1-8行』

太陽はまさに神様を象徴していると思います。太陽が全ての生命を育む源になっています。その光を受け植物が沢山の恵みを人類に与えています。電気も燃料もすべて太陽のエネルギーが長い年月の末に形を変えたものです。太陽が常に地球を照らすように神様は常に世界を愛で包んでいます。自ら心を閉ざしてしまい、その愛と霊力を受け取る資格はないと拒絶していたこともありましたが、心を開き明るい気持ちで歩んでいこうと思いました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

過酷な体験の目的は慈悲の心を芽生えさせることにあるのです。なぜかと言えば、慈悲の心なくしては霊覚者も治療家も真の意味で人を救う仕事は出来ないからです。  『シルバーバーチの霊訓11巻35ページ15行~36ページ2行』

とても重い言葉だと思いました。慈悲の心を持つことはとてもとても困難なことなのだと思いました。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


(霊媒能力が出はじめたばかりの人)ごく自然な状態で能力を発揮したいと思っているのですが、昼間はなかなか思うにまかせません。やり始めたばかりですので、いろいろと解決しなければならない問題があります。そのうちうまく行くようになると思っておりますが・・・

何ごとも自然と言うことが大切です。気負わず、受け身の心境になり、迷ったり不安に思ったりせず、信念をもつことです。ここまで導いてくれた霊の力はこれから先も裏切ることはしません。あなたをしっかりと保護している愛の腕がほどかれて、あなたをおっぽり出すようなことはいたしません。あなたはあなたなりに自然に振る舞ってください。そうすれば霊側としての役目を果たします。その準備としてまず〝静寂の時〟をもつように心掛けて下さい。日常生活の喧騒から離れた状態へ身を引くのです。すると内部の霊力がより大きく顕現して、人のための仕事をする上で必要な落着きと調和と愛と寛容が整います。あせってはいけません。じっくりと構えるのです。背後霊があなたをここまで導くのにもずいぶん時間が掛かったのです。そのうちあなたも、この道にも総合的な計画があって、われわれにもそれに即応した役目があると言うことが分かるようになります。最後は人間にとってだけでなく私たち霊側にとっても好都合に展開するようになっているのです。    『シルバーバーチの霊訓11巻56ページ1行~57ページ2行』

落ち着いた静かな心をもち、守護霊と触れ合うことのできる静寂の時間を持つことが大切だと改めて思いました。また、焦ってことを起こすのではなく霊会の計画に沿うように時には受け身になり、時には積極的になったりし、自身で判断しながらも常に霊界に対しては受動的な気持ちをもって過ごしたいと思います。


関連記事